日曜日, 5月 25, 2014

スウェーデンのワイナリー Nordic Sea Winery 一般公開



 



スウェーデン、スコーネ地方 Simrishamn にあるワイナリー Nordic Sea Winery が6月11日から一般公開される。ワイナリー見学、ワインテースティング、 Per Söderberg によってインテリアがデザインされたワインバーやレストランで食事が楽しめる。


関連リンク



土曜日, 5月 24, 2014

この夏気になる北欧デザイン展選 (3)


2014年5月23日に竣工披露パーティー (ビデオ) が行なわれたスウェーデン Boråsテキスタイル・ファッション・センターテキスタイル・ミュージアムが移転した他、ファッション・ギャラリー、テキスタイル・ショールームなど、テキスタイル・デザインやファッションに興味のある人には見逃せない新しい訪問地が出来た。

関連リンク
この夏気になる北欧デザイン展選 (1)
この夏気になる北欧デザイン展選 (2)
スウェーデンのテキスタイル・デザインの歴史

木曜日, 5月 22, 2014

この夏気になる北欧デザイン展選 (2)

photo: Johan Sandberg


ストックホルムのSven-Harrys konstmuseum で、2014年5月23日~8月31日まで開催されているスウェーデン・ファッションの展示 Swedish Fashion 2000-2015

出展されるデザイナー・ブランドの例。
Acne Studios, Cheap Monday, Ann-Sofie Back, Lovisa Burfitt, Rodebjer, Whyred, Carin Wester, Sandra Backlund, Helena Hörstedt, Patrik Söderstam, Martin Bergström, Bea Szenfeld, Ida Sjöstedt, Tiger of Sweden, V Avenue Shoe Repair, Nakkna, Dagmar, AltewaiSaome, Ida Klamborn など。


上の写真はLjungbergs Factoryによる展示コレクション " Chaos Sensitive" Naim Josefi デザイン.

関連リンク
この夏気になる北欧デザイン展選 (1)
スウェーデン・ファッション

水曜日, 5月 21, 2014

この夏気になる北欧デザイン展選(1)


スウェーデンのSmåland 地方 Värnamo にあるミュージアムVandalorumで開催されている子どものためのノルディック・デザイン展。

内容はミュージアムによるPDF展示情報によくまとまっているので、以下に日本語訳を添付します。

子供の世紀
子どものためのノルディック・デザイン 1900年代から今日まで

2014年5月10日~9月28日
Museum Vandalorum http://www.vandalorum.se/

「子どもの世紀」 (Barnets Århundrade) 展示は、Vandalorum によるこれまでで最大規模の展示で、1900年代から今日までの最も革新的な子どものためのノルディック・デザイン、建築、アートを集めている。展示のタイトルは、1900年に出版されたEllen Key 著の同名本 (日本語訳タイトルは「児童の世紀」) から来ている。子どもの創造力、教育、権利に関する彼女の先駆的理論が、本プロジェクトの背景を成している。

本展示の主旨は、ノルディックの造形、建築、アートのデザインが、いかに子どもの知的、情緒的、肉体的成長に貢献してきたかを示すことである。子どもの社会的、物質的世界を焦点に、そのデザインの歴史を新たに展示するものである。

デザインの観点から、玩具、衣服、家具などが、学校建築、アートプロジェクト、遊園地 (lekparker)、児童書、テキスタイル、グループホーム (kollektivboenden)、ゲーム、広告キャンペーン、イラスト、病院、童話の世界、就学前学校等。

これらの広範なデザイン展示を通して、子どもの教育や住まい、社会の中での役割などの今日的議論に新風を吹き込むと同時に、代替の解決方のサンプルを提示したい。

このプロジェクトの実現に当たり研究者、ミュージアム、デザイナー等からご協力を頂いた。
コペンハーゲンのデザイン・ミュージアム、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムから展示のための積極的な参加を頂いた。本ミュージアム展示後、両ミュージアムでの展示が行なわれる。

カタログ

展示物は約250品目で、 Alvar Aalto, Elsa Beskow, Kay Bojessen, Nanna Ditzel, Olafur Eliasson, Estrid Ericsson, Stephan Gip, Arne Jacobsen, Tove Jansson, Wilhelm Kåge, Carl & Karin Larsson, Stig Lindberg, Alva Myrdal, Palle Nielsen, Vuokko Nurmesniemi, Peter Opsvik, Hans Wegner などをカバーしている。

Helen & Hard

本展示の中心となるのは、子どもたちを創造的な創作行為に巻き込むことである。
そこで、ノルディックで最も革新的な建築設計事務所の一つであるノルウェーの Helen & Hardが、地元の学校児童たちとVandalorum の中庭に新しい場特有の遊びの環境を作り、アイデア、材料、造形を通して、子どもたちにVärnamo を特徴つける先進的な製造業に具体的で絵画的な洞察力を与えることに取り組んだ。

MA Child Culture Design, HDK

Göteborgにあるデザイン工芸大学、HDK (Högskolan för design och konsthantverk i Göteborg) のMA Child Culture Design と総合的に協力し、訓練、講座、ワークショップ、展示などに取り組んだ。

MoMA、New York (Museum of Modern Art in New York)

この展示の公式出典は2012年にニューヨークのMoMAで展示された Century of the Child: Growing by design である。MoMAの建築とデザイン部門のキュレーター Juliet Kinchin とキュレーターアシスタント Aidan O’Connorによって構成された。

本館の独立展示は MoMAのAidan O’Connor, Century of the Childのアシスタントキュレーター と 本館館長 Elna Svenleによって設定された。

プレスコンタクト
Anna Sandberg Falk
Press@vandalorum.se 0370-302202
Presspictures: www.vandalorum.se/sv/pressinformation

関連リンク
スウェーデンのミュージアムを集めたサイト
この夏気になる北欧デザイン展選 (2)  (3)  (4)


土曜日, 5月 10, 2014

スウェーデンの過疎地の人口


2040年に日本の自治体の半数が消滅する恐れがあるという記事を読んで、スウェーデンの過疎地域の人の動きを調査した記事が最近出ていたのを思い出した。

スウェーデンの地方コミューンから都市へ移動する人の数の方が、地方の自治体コミューンへ移る人の数より多いのはここ何十年も続いてきた傾向だ。

ところが、DN紙とSCB統計局が協力して行った調査によると、昨年2013年は地方に移る人の数が出てゆく人の数より上回るという新しい傾向を見せているという内容だった。

住民の高齢化や亡くなる人より生まれる人が少ないなど、過疎化している地方コミューンでは総体的にネガティブな要素はあるが、Jämtland などではドイツやオランダなど外国から移民として入ってくる人が増えているという。きれいな空気や自然を求める「ライフスタイル移住」というらしい。

関連リンク
スウェーデンの人口増加
サマーハウスの外国人所有者
難民の受け入れ先としての過疎地 SCB 統計局記事