金曜日, 5月 31, 2013

スウェーデンの10空港が一つのアプリになった


スウェーデン国内の空港運営を行なっているSwedaviaが、10空港をまとめた新しい無料アプリ(Android アプリiPhoneアプリ)を提供している。ストックホルムのアーランダ空港とGöteborg Landvetter空港の既存アプリはこの新しいアプリに改定される。

下記情報が得られる。

● 飛行機の離着陸情報。
● 自分の予約した飛行機の情報。
● アプリでレヴューができるレストラン情報。
● 買い物や旅客サービス情報。
● 空港ニュース
● 空港の駐車場地図 (Arlanda, Landvetter, Bromma, Malmö)
● アプリで駐車場の予約、支払いができる (Arlanda, Landvetter)
● 空港地図 (Arlanda, Landvetter)
● 空港のFacebookページでチェックインできる。(Arlanda, Landvetter)
● Arlanda Express(アーランダ空港からストックホルム市内への急行) の出発時間情報。

関連アプリ
旅先のインターネット
Oslo Airport (ノルウェー): Android,  iPhone, iPad
Helsinki Airport (フィンランド): Android,   iPhone, Window phone
Copenhagen Airport (デンマーク): Android,  iPhone, iPad



土曜日, 5月 11, 2013

学校児童にストリーミング電子書籍配信




スウェーデンの電子書籍/オーディオブックの製作会社 Elibは、出版社450社、販売業者30社、図書館300箇所へ電子書籍やオーディオブックの配信を行なっている。

同社は、学校の教育プラットフォームや教科書のデジタル化などの技術開発をしている Axiell, Learnify, SLISEらとの提携により、保育園児、学校児童、学生、教師たちに電子書籍/オーディオブックのストリーミング配信をする新しいサービス ElibU (@elibu_se) を立ち上げた。

学校やコミューンが使っているプラットフォームや予算などの違いに関わりなく、一つの購読契約によって配信が行なわれる。プログラムのダウンロードは不要でPC、スマートフォン、タブレットへ直接ストリーミング配信される。現在約2500タイトルが子供一人当たり年間60クローネ(今1クローネ14円ぐらい)で購読できる。どの媒体からでも読み終えた時点から再開でき、プラットホームで書籍中のテキストをブックマークして共有できる。

関連リンク
保育園児のためのITプラットフォーム -スウェーデン
マガジン航への寄稿記事
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土曜日, 5月 04, 2013

地域文化のモバイル・ガイド



訪れる観光客に地域の文化遺産を紹介したり、ミュージアムの展示物の解説をしたりする方法がどんどん変わっているので、それを仕事にしている人は大変だろうなと思う。紙の分厚い解説本や写真集、パンフ、スライド、オーディオカセット、ビデオなどによる解説、指定の番号に電話して携帯で解説が聴けるサービスもあった。フィーチャーフォンでQRコードやAugmented Realityなどのツールを使ったり、スマートフォンやタブレットでアプリを利用したり、写真を取って共有したり、これからも新しい方法が発明されて端末や媒体が変わってゆくのだろう。

スウェーデンの OnSpotStory  は、北欧各地の文化、歴史、見所などをモバイルやウェブ、デジタルツールによって紹介している。



5月14日にはフィルムとアニメによるGöta 川流域のショートフィルムをモバイルやウェブサイトで紹介する Shadow of History が公開される予定になっている。

予告編が出ているので興味のある方はこちらへ

関連サイト
Museum Next: 5月12~14日アムステルダムで開催されるミュージアムのイノベーション技術に関する会議